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ドライクリーニングの豆知識②ドライクリーニングって水に業務用の洗剤を入れたもの?

みなさんこんにちは!
シミ抜きドクター 志村 優です。

さて、表題の件、前回のブログとほぼ内容かぶっちゃいますが、大事なことなのでもう1回。
私たちがお客様からお預かりした商品は、「ドライクリーニング」と「お湯・水洗い」の大きく2つに分けて対応いたします。それは、商品の素材・特徴・縫製方法・汚れなどを考慮して選択します。

ドライクリーニングに向く商品は
1、水で洗うと縮み等が起きる素材。主にウールやカシミヤシルクでできているもの。
2、水で洗うと型崩れが起きる商品。主に芯地を使用しているジャケットやコート。
3、油汚れが付いている商品。作業着や化粧品が付いてしまったブラウスなど。※ブラウスは本来水洗いが向いているので、当社では化粧品の範囲が部分的であれば、洗浄前の前しみ抜きで化粧品を除去してからお湯洗いしています。
上記のようなものがあります。

ご家庭で、上記のものを洗うケースとしては主に1番があるのかな?と思います。
市販されている中性洗剤で、素材を保護する成分が含まれているものを使用し、洗濯機の動きを極端に弱めて洗うということを経験されて方も、多くいらっしゃると思います。

けど、これは「ドライクリーニング」ではありません。
ドライクリーニングに向く商品を家庭で何とか洗う行為です。

我々プロのドライクリーニングは前回の動画のように、このようにしっかり洗います。

家庭のドライマークコースのドラムの動きと見比べていただきたいと思います。
ぜひ、プロの洗いは違うんだということを知っていただけたら幸いです。

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